山中川男と情報システム担当者のオープンソース化計画

ベンダーロックインからの脱却を目指すすべての方と共に

【転職】転職におけるUターン・Iターンって、実際結構キツい

こんにちは。

山中川男です。

 

実はわたくし川男は、Iターン経験者なのです。

今日はUターン・Iターンって、現実問題けっこうキツいよね、って話をさせていただきます。

 

Uターンは、地元→都市→地元

Iターンは、地元→都市→地元じゃないけど地方

と簡単に定義しておきます。

 

つまり、Uターン・Iターンは、簡単に言えば都市→地方の転職になるわけです。

 

じゃぁ実際何がキツいのか。結論から記載していきます。

 

1.地方は都市部と比較して仕事が少ない

まず、言うまでもありませんが、地方は都市部と比較して仕事が少ないです。

求職者数の絶対数も少ないですが、求人数や業種も圧倒的に少ないので、純粋に選択肢が狭まります。

異業種への転職ができるような経験を積んだり、リモート環境でも勤務できるような特殊な技能等を有していないと、まず間違いなく苦労します。

 

2.地方によっては業種に偏りがある

地方によっては、求人数だけではなく、業種が限定されることも珍しくありません。

実際、川男のIターン先は製造業が求人の大半を占めていました。

Iターン先で盛んな業種にお勤めの方は別として、ニッチな業種の方はまず間違いなく苦労されるでしょう。

 

3.賃金が安いことが多い

当然のことですが、基本的に地方は賃金が低いです。

特に年収帯を固定、もしくは上昇させるようなキャリア転職は非常に困難です。

実際、高収入転職を謳っている転職サイト等に掲載されている求人のほぼ全てが、都市部での求人です。

転職を伴うU・Iターン = 給料下がる

と、とりあえずは認識しておきましょう。

 

4.同業種でも選択肢が少ない

項目の1と若干重複しますが、同業種での転職であったとしても、求人の絶対数がそもそも少ないので、就職先は限定されやすいです。

あと居住地や交通手段も限定されやすいので、諸々を鑑みてマッチする求人は更に少なくなると思っていいでしょう。

特に山が多い等、町から町への移動に時間がかかる場合は、更に限定されていきます。

 

選択肢が少ないと逆に楽だと思う方もいるかもしれませんけどね。

 

5.総じてキャリア形成が制限される可能性が高い

以上の理由から、地方での就業は、かなり限定された条件下で検討せざるを得なくなる可能性を十分すぎるほど秘めています。

つまり、思い描いている今後のキャリア形成に支障が出ることも少なくありません。

 

6.まとめ

「Uターン・Iターンなんかしない方がいいじゃん」と思ってしまうような記事でしたが、そんなことはありません。

計画的に、ちゃんと準備しておけばいいのです。

リモート環境で就業できる企業もありますし、専門資格を取得するのもいいでしょう。

ただ、それらはしっかりとそれなりに時間をかけないと難しいことが多い。

この記事で一番お伝えしたいのは、Uターン・Iターンに対して楽観的でいると、苦労しますよ、ということです。

みなさんは、計画的にしっかりと準備して、U・Iターンをしてくださいね。

 

以上、かわおでした。