密室の会議で決まること
お疲れ様です。
山中川男です。
さて、タイトルの通り
会議についてアウトプットします。
一般的に、会議は会議室に関係者を招集して開催されるものかと思います。
(今はオンラインというケースも多いですね)
しかし、その会議の参加者から情報を100%の状態で得ることは非常に困難であります。
そして、重大な決定事項を決める会議ほど密室で行われることがあります。
現場と管理側で心が離れる原因ですね。
「え( ◠◡◠ )? そんなこと聞いてないけど!?」
「なんでそんなこと急に決まったんだ!?」
幹部が密室の会議で決めたことは
大概現場からこんなふうに思われてるんじゃないでしょうか?
今回は、密室の会議で決めがちなことを川男の経験から語ります。
・予算もないのに新規事業の立ち上げを企てる時
スタートアップ企業が成長過程にある際には、ある程度攻めの姿勢を持って事業拡大を企てる場合があります。
こんな時、社員に方針説明をしても恐らく理解は得られにくいことでしょう。
それは当然のことで、現場と経営陣とでは見えている景色や視点がまるで違うからです。
現場スタッフはあくまで労働環境や賃金に主な興味関心があります。
会社の経営や成長がどうとか、そんなことはどうでも良いのです。今、自分たちに必要な目先の利益が彼らには必要なのです。
経営陣は企業成長や全体の統制に視点を置いています。
投資した分は将来の利益にて回収するヴィジョンが明確に描けていれば、何も心配することはないのです。(ノリで投資する場合は問題ですね^^)
・既得権益者の不正や失敗を隠蔽する時
例えば、発言権もあって役員等の経営陣と密接な関係の管理者が業務(若しくはプライベート)に置いて見過ごせない失敗を犯したことが一部の社員にバレてしまった場合、彼らが真っ先に行うことは火消しです。
真っ当な管理者であれば謝罪の弁を述べることでしょう。
しかし、真っ当な人ばかりではありません。
ある程度既得権益を得てしまった上に、経営陣の腰巾着をすることを目的とした役職者の場合、謝罪ではなく偽装工作を行う事もあるでしょう。
そんなときは、密室の会議で都合よく事実を作り変えてしまえば良いのです。
口裏合わせた上で社員に経緯の説明を行い、彼らをもやもやさせてまた日々の通常業務に戻るのです。
まあ、こんなことしてる奴らは役職以下のポテンシャルしか持っていないしょうもない存在なので相手にしないのが一番です。
どうしても煙たく感じる場合はそれを是正する行動を起こすか、会社が腐っていると悟って転職を考えたほうが良いでしょうね。
・一般社員からのクレーム案件をもみ消す時
同じように、不都合な案件です。
会社に対する不満や改善要求があって、それが経営陣の意に沿わない都合の悪いものの場合、もみ消すのが一番です!
ですので、そもそもなかったことにしようとか
隠蔽工作を働くための戦略を練るために行われます。
でも、こんな事が日常茶飯事の会社だったら大変ですね〜
・社員の歩合や調整手当を削りたい時
経営陣や一部の既得権益者の保身のため、末端のコストを削減することを考えることはなきにしもあらずです。
目的は様々だとは思いますが、社員にとっては非常に都合の悪い話です。
この事実を話すにはそれ相応の理論武装が必要です。
ちなみにこういった決定を密室の会議で行うと、一般社員としては急に決められたと思うことでしょう。
社員の心が離れてしまいます。
大変ですね( ◠◡◠ )
・我欲に駆られた案件を通したい時
経営陣がどうしてもやりたい案件は時々発生すると思います。
これは、年間計画に含まれないような思いつきだけどビンビンに反応するような美味しい話であればなおのこと、正直にやりたいと言えないと思います。
なにせ、やりたいだけで根拠が無いわけですので。
そんなときは得意の密室の会議を活用します。
関係者、YES MAN、腰巾着をかき集め、彼らを洗脳してさも当然かのような堂々とした態度で実行に移すのです。
社員はとても困惑すると同時に呆れ返っちゃうこともあるでしょうね。
さて、上記の例は極一部の例ですが
総じてオーナー企業、若しくは馴れ合い型の管理者及び経営陣が蔓延っている組織にありがちではないでしょうか?
そして、共通するのは
都合が悪い話
であるというところです。
誠意を持った経営をしてくれれば、都合の悪い話だって社員は一時的に憤慨したとしても心が離れたりはしないはずです。
他にも密室の会議で行われがちな案件があったらぜひ知りたいですね^^
小話として興味があります 笑
以上、かわおでした。