山中川男と情報システム担当者のオープンソース化計画

ベンダーロックインからの脱却を目指すすべての方と共に

ベンダーロックインから脱却するには?

お疲れ様です。

山中川男です。

 

ベンダーロックインという言葉を聞いたことがありますでしょうか?

 

川男が思うに、システムを構築する上で念頭に置いたほうが良い概念ですね。

せっかく、社内システムを刷新するとかDX化を推進するのであれば

ぜひ検討材料として付け加えたら良いと思います。

 

なので、今日はベンダーロックインの話をしますのね〜

 

 

 

ベンダーロックインとは

Wikipediaによると

特定ベンダー(メーカー)の独自技術に大きく依存した製品、サービス、システム等を採用した際に、他ベンダーの提供する同種の製品、サービス、システム等への乗り換えが困難になる現象のこと。

 

と書いてあります。

 

要するに依存しているということですね。

 

ベンダーロックインの一例

よく用いられる例がMicrosoftWindowsやOffce製品です。

これは、相手先も同じOSやソフトを使用しないと正しくファイルを開けない状態となってしまいます。

 

相手がMS Officeを持っていなければ、購入していただいた上でファイルを開いていただく必要があります。

また、導入コストも嵩んでしまいます。製品のサポートに関してもこちらでは制御できません。

 

配偶者に財布の紐や弱みを握られている人たちもある意味ではベンダーロックインでしょうかね。

 

ベンダーロックインから脱却するには

OSSソリューションをオプションとして候補に置いておくと良いでしょう。

ソースコードが公開されているということは、ソフトウェアとしての公共性も高いということです。

 

全てをOSSに置き換えることは難しいとは思いますが

考え方として常に持っておくことで視野が広がってくると思います。

 

 

一応誤解のないように補足すると、ベンダー=悪ではないということです。

ベンダーは、営利企業として利益を挙げるために自社でのソリューションを販売しているのです。

 

ベンダーが作る製品を誰も使用しなくなるのはそれはそれで問題です。

同じ業界内での競争が生じることで、より良い成長が見込まれるのではないでしょうか。

 

とはいえ、公共性の高いもので便利にシステム運用ができることに越したことはないので、そういった側面を持ちつつ、社内システムの運用を検討したほうが良いでしょうね。

 

 

以上、かわおでした。