会社・仕事で活用できるオープンソースソフトウェア
お疲れ様です。
山中川男です。
以前の記事で
会社にオープンソースソフトウェアを導入しようと頑張ってみないか!?
という話を記述いたしました。
それで今回は、既存の商用製品群を
オープンソースソフトウェアと置き換えてみようかと思います。
予めお断りしておくと、各製品群の説明内容はかなり薄いです〜
対応するオープンソースソフトウェア (以下OSS) について比較するだけになってますので
今後に向けた盛大な目次だと思っていただければすごく幸せです。
OS
商用
1. Windows
広く一般用途として普及しているWindows。
何も知らない人でも、一度は触れたことがあるかもしれないですね。
2. macOS
印象としてはなんとなくブランド志向な製品ですね。
デザイン業界で重宝されていたとのことですが、最近では一般に普及しているようです。
かわおも昔は沢山使用していました。
OSS
Linux
かわおが、お勧めしていたのは
ubuntuというディストリビューションです。
初期設定の状態ではちょっと使いにくいので
カスタマイズが必要ですが、Windowsがまともに動作しなくなったPCにインストールすると何事もなかったかのように復活します。
メーラー
商用
1. Outlook
2. Mail (macOS)
OSS
1. Thunderbird
ubuntuをインストールすると標準のメーラーとしてバンドルされています。
クロスプラットフォームなので、Windowsでもmacでも使えます。
オフィスソフト
商用
1. Microsoft Office
根強いファンが多く、現在でも圧倒的なシェアを誇ります。
かわおは、社内文書ではでこのソフトのシェアを減らそうと試みています。
OSS
1. LibreOffice
ubuntuをインストールすると標準のオフィスソフトとしてバンドルされています。
クロスプラットフォームなのでWindowsでもmacでも使えます。
Microsoft Officeの代わりに社内で普及を試みています。
なぜかといえば、公共性の高い国際標準化されたオープンドキュメント形式の文書ファイルがデフォルトだからです。
ミーティングツール
商用
1. Zoom
コロナウィルスが流行してからリモートワークが世間に認知されるようになりました。
そんな中、急に知名度を上げたツールです。
かわおはSkypeとかしか知らなかったので、なぜ急に出てきたのかは不思議に感じていました。
2. Teams
Microsoftからのビジネスチャットツールです。
Zoomのセキュリティーに不安を抱える企業やMSにベンダーロックインされている企業の方々が使用しているようです。
OSS
1. Jitsi
ある日LibreOfficeのオンライン勉強会を視聴しているときに、発見しました。
無料でZoomみたいな事が可能です。
ホームページにアクセスしてURLを発行してもいいし、サーバーを立てて自由に公開することもできるようです。
グループウェア
商用
1. サイボウズオフィス / ガルーン
主にスケジュール機能が強力です。
チームの予定を一つのポータル画面で確認できます。
2. Kintone
こちらは、グループで運用できるデータベースアプリを自由に作成できるものです。
一概に何ができる!!って断言が出来ないので漠然としてしまいますが
とにかく便利なサービスです。
3. Google Workspace
Gmailやカレンダー、ドライブやオフィス文書作成サービス等をチームで共有できるサービスです。
Googleのサービスとして個人で使用しているサービスはいくつかありますね。
4. Microsofft365
皆が使用したくて仕方がないMicrosoft Officeとプラスアルファがサブスクリプション形式で使用できます。
OSS
1. Nextcloud
イメージとしては、Google Drive + Dropbox + チャット機能
みたいな感じで、自前のサーバーに構築して使用できます。
オフィス編集機能は
Collabora Online (旧 LibreOffce Online?)
ONLY OFFICE
が使用できます。
その他アプリケーションが豊富で、気に入った機能を後から追加できます。
チャットツール
商用
1. Slack
カスタマイズ性が高く、エンジニア向けのようです。
2. Chatworks
タスク管理機能が充実しています。
3. LINE WORKS
LINEみたいな使用感なので、日本人であればすぐに使いこなせるでしょう。
OSS
1. Mattermost
サーバーを構築して自社運用が可能です。
Slackに使用感が近いかもしれないですね。
2. Rocket.Chat
Mattermost同様、自社サーバーに構築して使用できます。
3. Nextcloud Talk
これは、Nextcloudの機能の一部です。
ファイル共有が用意に行なえますが操作に少々癖があります。
動画編集ソフト
商用
1. Final Cut Pro X
Appleが開発しているプロユース向けの動画編集ソフトです。
macOSでしか使用できません。
2. Adobe Premiere Pro
Adobeが開発しているプロユース向けの動画編集ソフトです。
OSS
1. Kdenlive
簡易な編集から多少凝った演出まで可能なクロスプラットフォームなソフトです。
動作も軽めで、操作もそこまで難しくない印象です。
2. Shotcut
簡易的な動画編集ソフトです。
こちらもクロスプラットフォームなソフトです。
絵画ソフト
商用
1. Adobe Illustrator
デザイン業界にはなくてはならないソフトです。
主にベクターイメージを作成するソフトですかね。
2. Adobe Photoshop
こちらもデザイン業界になくてはならないソフトです。
こちらはビットマップ画像の編集ソフトです。
OSS
1. Inkscape
クロスプラットフォームに対応したベクター画像編集ソフトです。
Illustratorと領域が被るソフトです。
一応ai形式のファイルを開くことが出来ます。
2. GIMP
クロスプラットフォームに対応したビットマップ画像編集ソフトです。
概ねPhotoshopのような使用感です。
ダラダラ書きましたが
意外と商用製品群と同等のものが揃っている印象です。
これは勝手な川男の印象ですが・・・
ある程度スキルの有る人、若しくはポテンシャルのある人は、ソフトがちょっと変わったくらいで文句は言いません。
その代わり沢山質問が飛んできます。
しかし、ちょっと知識があって手段思考的な人は
ソフトの変化に対応できません。
そして沢山文句を飛ばしてきます。
オープンソースソフトウェアの導入を進める上で
そういった人たちからの激しい抵抗を受けることになります。
しかし、かわおは点ではなく線で物事を捉えるように努力をしています。
彼らがその場で一生懸命喚いていても、かわおは前向きな人たちと共に立ち止まらずに前に進むのです。
今後は、これらのオープンソースソフトウェアの導入や小ネタについてもアウトプットできたら良いなぁと思っております。
以上、かわおでした。